【HM現場監督教本】仕事を辞めたい現場監督へ 人生を楽しむ4つのポイント

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コラム
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【HM現場監督教本】

仕事を辞めたい現場監督へ

人生を楽しむ4つのポイント

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はじめに


皆さんこんにちは。

突然ですが、皆さんはお仕事を楽しんでいますか?

もちろん常日頃から大いに楽しみながらお仕事をされている方もいると思いますが、ほとんどの方は仕事をこなすばかりの毎日で楽しむどころではないのではないでしょうか?

このタイトルを見てこのページにたどり着いた方はなおさらでしょう。

実はそういう私もハウスメーカーの現場監督という仕事がら、入社してからついこの間まで日々時間に追われ仕事をしておりました。

このまま歳を重ねて死んでいくのか、と考えると仕事を辞めたいと思うこともありました。

現場監督の仕事に限ったことではなく他の職種でもそのような境遇で悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。

しかしある日、仕事ばかりの毎日に疲弊し思考力も落ち、そこには惰性で生きている自分がいることに気がつきました。

このままではいけない。と思い、仕事への向き合い方を変える勉強をするようになったのです。

今の自分はいくつかの工夫と考え方の転換を行うことで仕事に余裕ができ、休日は必ず休みを取り、趣味を堪能しながら過ごしております

このブログではどのような工夫や考え方の転換をしたのかをお伝えしていきます。

ぜひ参考にしていただき、お仕事に役立ててみてください。

①自分のポジションを確保する

まずは自分を見つめ直すこと

もしあなたが普通の人間でなんの取り柄もないというのであればそれは間違っています

全ての人が同じ考えを持ち、同じ趣味趣向であるわけがないからです。

それぞれの特徴や個性や思考が折り重なっているのが社会です。

 

質問です。

Q.この世の中であなたのことを一番詳しく知っているのは誰でしょうか?

親でしょうか?

同僚でしょうか?

親友でしょうか?

いえ、それは紛れもなくあなた自身なのです。

あなたがどんな人間なのかをじっくり考え、何ができて何ができないのか、何が好きで何が嫌いなのか、人よりも得意とするものは何か、それを理解することから始めてみてください。

身だしなみを整えよう

自分はどんな人間か理解しましたか?

人と違うこと、得意なこと、好きなことなどがわかれば十分です。

次にやることは身だしなみを整えることです。

髪型、服装、態度を、社会人らしくマナー通りに整えましょう。

身だしなみを整えることで周りからのあなたの印象は良くなり周りに受け入れられやすくなります。

今まで述べてきたことは新入社員の時に研修でやるようなことです。

入社してしばらく時間が経つと、それを守ることを忘れてしまい、だらしのない自分のまま過ごしていることに気がつくでしょう

身だしなみを整える理由はあなたの個性をこれから他人に見せるため、まずはあなたという人間の印象をスタンダードな位置づけにする目的があるからです。

人に認識される

身だしなみを整え、社会人の中でスタンダードなあなたは次の作戦に打って出ましょう。

普通の真面目な会社員が、他の社員にはない特性を発揮させるのです。

難しいことではありません。

つまり、先ほど自分を見つめ直して分かったことを世間に知らしめるのです。

それをやることで、他の人たちはあなたの特性を知り、〇〇さんはこんな人だと印象づけをすることができるのです。

これであなたの存在価値を人に認識される要因となることは言うまでもありません。

もう一つ言えば、それは仕事の内容に限ったことではありません。

例えば、

・歌がうまい・ゴルフが得意だ

・ギターが弾ける

・雑学に詳しい

などなど。

また仕事に関係のある無しに関わらず資格を取得するのも良いでしょう。

人を好きになる

人にあなたの存在を認識してもらったら次は自分の周りに協力者を作っていくのです。

協力者というと戦略家のような言葉なので少し気が引けますが、つまり自分のことを好きになってくれる人を作っていくという意味です。

人に好かれるためには相手を好きにならなければなりません

私は、もともとこの世に悪い人は一人もいないと考える傾向があります。

結果的にそれが良い方向に物事を進めるモチベーションにもなりました。

つまり悪人は生まれながらに悪人だったのではなく、この世に生を受けたときは善人だった

周りの環境の影響によって悪人になってしまったんだという考え方である。

悪い人でも魂は善人だと思うと気が楽ではありませんか?

なので私は相手を好きになることは得意でしたし、いつでも相手のいいところを探す癖がついていました。

相手を好きになると不思議と自分のことを好きになってくれる人が増え、いつの間にか自分の周りには協力者が増えておりました。

協力者に囲まれた環境はあなたの安らかな居場所であり、それが確保できたのであれば自ずと物事が潤滑に動き出すことになるのです。

②受け身にならず自分から拾いにいく

自由を手に入れた後に訪れるもの

自分の居場所となるポジションができると仕事の上で動きやすくなります。

誰に対しても質問できるし、誰に対しても意見が言える。

場合によっては依頼された仕事を断ることだってできます。

つまり自由度が増すのです。

おそらくあなたがここまで到達していれば自分の仕事に楽しさを覚えることができています。

きっと仕事を辞めたいと思うことはなくなっているはずです。

ただし、そうなれば安泰かというとそうとも限らないのが難しいことなのです。

困難にぶち当たれ

自由に動こうとすると必ずと言っていいほど壁にぶち当たります。

状況としては今まであなたが活動していなかったステージに立っている証拠と捉えていいでしょう。

実はそれは成長する上でとても大事なことで、困難がない場所だけで泳いでいれば次のステージに上がることはできません。

困難には自らぶち当たっていくことが望ましいでしょう。

もちろんその高いレベルの困難に、あなたが無防備に立ち向かえば潰されてしまうかもしれません。

そのような場合は、過去にそのレベルの困難に対処した経験者を探し出してやり方を教えてもらうなどの対策を取る必要があるでしょう。

乗り越えた困難のレベルに応じて、打ち勝った時にあなたが立っているステージのレベルは決まりす。

恐れずどんどん困難にぶち当たっていきましょう。

受け身にならず自分から拾いにいけ

いずれ困難が発生するのであれば前もって打ち勝つための作戦を立てたらどうでしょうか。

困難はいつもあなたが無防備なところへやってくるのでその対応は遅れます。

対応が遅れると克服するのがより大変になってしまいます。

そうならない為のおすすめの作戦としては、どんな困難がやってくるのかを予想し事前対策を取ることです。

事前対策とは仕事を受け身でこなしていくのではなく積極的に自らリサーチをしていくことです。

そうすることで仕事への向き合い方も変わるし、目標地点へ到達する為には現時点で何が足りないのか、どうしておけばいいのかが明確になります。

一番やってはいけないことは、問題が発生した時にこれは〇〇さんがこうしてなかったからこうなってしまったんだと簡単に人のせいにしてしまうことです。

それではあなたの成長がありません

もしその人ができていないことをあなたが事前に発見していれば大きな問題になっていなかったはずです。

建築現場でいえば

近隣クレームが発生した後の対応を考えるよりも、近隣クレームが発生しないことを考える

設計図通りだと納まりが悪く追加費用が発生した時、設計者のせいにするのではなく、自ら着工前に図面確認を徹底的にやるようにする。

など。

自ら積極的に事前対策をすることが後の問題解決を容易にするはずなのです。

③あなたでなければできない仕事を中心に動く

仕事の効率化

自分のステージが上がってくると抱える仕事量も増えていきます。

全てを自分がこなしていくことが難しくなっていきます。

こなすことができたとしても心に余裕がなくなり疲弊し、元の生活に逆戻りになってしまいます。

仕事の効率化を常に考えるようにしましょう。

古い考えの方だと仕事の効率化はサボる為の口実だろうと気嫌いする傾向がまだあるようです。

でもそのような方々は放っておいていいです。

現代の社会では様々なデバイスがありますし、考え方も多様化しています。

それらを利用しない手はないのです。

例えば

 

・スマホとタブレットとパソコンをクラウドでつなぐ。・どこからでも仕事ができるようにする。

・取引先との連絡はメール一本にしぼり無駄な電話・FAXでのやり取りはしない。

・紙ベースの書類をなくす。社内回覧書類はデータ化し捺印も電子データ印で終わらせる。

・無駄な会議をなくす。必要な会議はビデオ会議とする。

 

建設現場でいえば

・関係者とはLINEグループを使い情報を共有する。

・現場にビデオカメラを置き他の場所からでも確認できるようにする。

・作業従事者にタブレットを持たせ、撮影してもらった必要写真はクラウド共有。

・職人と監督がビデオ通話で打ち合わせ。

・邸ごとの情報(工程・図面・案内図など)を全ての関係者がPC・タブレット閲覧可能にする。

 

これらの方法でまずは無駄な時間を省きます。

もちろん社内のセキュリティーや設備投資が絡む話になるので、実現するためには会社全体での取り組みが必要となります。

それでも仕事が回らないのであれば、次の対策はチームのシステムを整えることです。

社内システムの整備

その仕事は、本当にあなたがやらなければならない仕事ですか?

毎回決まり切った依頼書を先方に発送する仕事はあなたでなければできない仕事なのでしょうか。

最低限の日程の明記や内容を決めるのはあなたでしかできないかもしれませんが依頼書の作成と発送はあなたでなくてもできることですよね。

だったらその仕事は事務係さんにやってもらいましょう。

あなたはメールで最低限の内容を知らせるだけ。

後は事務的な処理でことがすみます。

ひとつの仕事の中でも、詳細に区切りをつけ、自分以外の人でもできることは別の人に任せれれるような社内システムを整えましょう。

建設業で言うと、

・地鎮祭のテント設営・作業員用の駐車場の選定と契約

・仕上がりの傷チェック

など。

時間がかかるが誰でもできるような仕事は外注を使ってでも他の人に任すべきです。

あなたは、あなたでなければできない仕事を中心に動いていける環境をまずは作り上げる必要があるのです。

④余裕を持つことで次のステージへステップアップ

あなたのキャパシティが大きいほど物事が上手く回る

今まで述べてきたことをひとつづつ実現していくとあなたには余裕が生まれるはずです。

ここで言う余裕とは時間的余裕のことです。

時間的余裕は精神的余裕を生み出します。

気持ちに余裕ができると物事を冷静に捉えることができるようになるのです。

物事を冷静に捉えることができると、例えば問題が発生した時の対応の仕方が変わります。

つまり問題の本質をじっくり見つめることができ、解決策を容易に導き出すことができます。

例えばその問題が短期的な判断が必要な問題か、長期的な対応が必要な問題か捉えることができます。

問題の解決策は一つではないので、いくつかの解決策を考案することもできるようになります。

あなたのキャパシティが大きいほど物事がうまく回り、周りの人も巻き込んだ好循環を生み出すのです。

ストレスを溜めるな

とはいえ、仕事をしていると今まで経験したことがないような大問題に遭遇することがたまにあります。

どうしてもストレスが溜まり、物事が少しずつ悪循環に回り始めることがあります。

そんな時は一旦流れを断ち切ることが重要です。

それは息抜きです。

あなたの精神力がピンと張り詰めた状態だと適切な判断ができません。

心の余裕をもたらすためにはすべてを忘れ息抜きをすることが大切です。

息抜きには短期的な息抜きと、長期的な息抜きがあります。

<短期的な息抜き>

・深呼吸をする・爪切りをする

・コーヒーを飲む

・シャワーを浴びる

・サウナにいく

・昼寝をする

・ジムにいく

<長期的な息抜き>

・旅行に行く・休みを取る

・趣味に没頭する

・本を読む

ここで挙げた内容はあくまで私の息抜きの方法であってあなたにはあなたの息抜き方法があるはずです。

息抜きをすると精神的なリセットができます

リセットをすると心に余裕が生まれ、新たなアイデアが溢れてくることがよくあります。

是非試してみてください。

仕事の上でも人生の上でも共通して言えることですが、あなたが次のステップに行くためには乗り越えなければならない困難が必ずあります。

しかし、それを上手に乗り越えていくと次のステージが見えてきます。

あなたが仕事を辞めたいと言う前にこれらのことを実践してみてください。

最後に

今まで述べてきたことは私が今までに経験してきたことをまとめたものです。

そう言う私もまだまだ人生途上です

これをみていただいた皆さんと一緒に新しいステージに上がることができれば、それ以上の喜びはありません。

きっと仕事を楽しめるようになると人生を楽しむことができるようになります。

あなたが幸せになれば家族や恋人も幸せになります。

これからの人生、是非とも楽しみながら行こうじゃないですか!

もしこのブログを読んで新たな気づきを得ることができたなら違う形でもいいので実践してみてください。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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